カントン包茎が壊死を引き起こす理由
カントン包茎とは何？
包茎には幾つかの種類がありますが、その中でもカントン包茎は包皮の先端部分が非常に狭くて勃起時に亀頭を露出するのが難しいタイプのことをいいます。
亀頭を露出させようとすると、亀頭や陰茎部分に締め付けが発生してしまいます。
子どもの頃はほとんど自覚症状はありませんが、思春期頃になってペニスが大きくなってくると自覚することが多いです。
カントン包茎の場合には、早めに手術を受けて治療を行う必要があります。
無理に剥こうとすると痛みを感じたり、裂傷が起きてしまうこともあるからです。
性行為を行うことが難しく、マスターベーションも行えません。
それから亀頭が壊死してしまうリスクもあるので、早い段階で手術を行うことが重要になります。
男性機能を失ってしまうことにもなりかねないので、そのまま放置することはとても危険です。
亀頭への締め付けを感じた場合には、すぐに泌尿器科やメンズクリニック等を受診することが大切になります。
カントン包茎には細胞が壊死するリスクがある
カントン包茎を放置してしまうと、亀頭が壊死することがあります。
通常の包皮口は伸縮性があるので、平常時と勃起時に陰茎の大きさが変化しても伸び縮みして対応します。
しかし、カントン包茎の場合には伸縮性がなく包皮口が非常に狭いので、勃起した時に血管やリンパ管が締め付けられてしまうのです。
すると血液の循環が十分に行えないので、循環障害が発生します。
行不良が起こるため、陰茎の内部で水分調節が上手く機能しなくなりむくみが発生するのです。
そして、締め付けられている部分と亀頭冠の間の粘膜が膨張して亀頭下がドーナツ状に腫れあがってしまいます。
こうなると自力で元の状態に戻ることはありません。
うっ血した状態が続いた場合には、細胞が低酸素状態に陥るので壊死してしまいます。
陰茎が腫れ上がった時には、早めに医療機関を受診して治療を受ける必要があります。
カントン包茎かもしれないと思ったら早めに治療を受けるようにしましょう。
まとめ
カントン包茎は、包皮の先端部分が狭くて勃起時に亀頭を露出するのが難しい包茎のことをいいます。
亀頭や陰茎部分に締め付けが生じ、痛みを感じることも多いです。
カントン包茎をそのまま放置すると、循環障害が発生して血行不良が起こることもあります。
腫れあがった部分に酸素が十分に行き渡らないと、低酸素状態に陥って細胞が壊死することがあるので注意が必要です。
カントン包茎の場合には、早い段階で治療を受ける必要があります。
