2020年8月21日

カントン包茎が亀頭包皮炎を引き起こす理由

投稿者: admin_poftwaresatent

カントン包茎は細菌が増殖しやすい環境で亀頭包皮炎になりやすい

亀頭を何とか露出できる状態といっても包皮口が極端に狭い状態であるカントン包茎は、汗や尿などで湿った状態になります。
湿った環境と人の体温は、付着した細菌の増殖しやすい環境を生み出してしまうでしょう。
包皮が亀頭を締め付けた状態で無理に露出させようとしたり、戻したりしようとすれば湿ってふやけた皮膚が傷ついてしまいます。
こうした傷口から細菌が侵入してしまうことが、亀頭包皮炎をおこしやすくなる理由です。

細菌の中でも人の肌や自然界に多く分布しているのは、ブドウ球菌です。増殖とともに毒素も生成しますので、傷口から侵入すると炎症を起こしやすくなります。
わずかであればひどい症状に至りませんがもともと細菌が繁殖しやすい状況であるほか、カントン包茎はよく洗うことができなくて垢が溜まったままにもなり、垢は細菌が増えるための養分となってしまうことも症状を悪化させて炎症を促進させてしまう理由になります。

カントン包茎は性病も感染しやすく亀頭包皮炎になることも

ダメージを受けやすい皮膚であり、無理に亀頭を露出させたとき包皮口の狭さが露出した亀頭を締め付けてしまうと、痛みや血行不良による腫れを引き起こすことがあります。
この状況のもとで、性行為を行ってしまうと性病の中でもカンジダ菌に感染し炎症を起こし、亀頭包皮炎に至る可能性があります。

カンジダ菌はどこにでもいる真菌で、いわゆるカビの仲間であり、感染に気が付かない人も多い性病です。
このため、知らないうちに感染し湿った環境が続く亀頭部分で増殖、傷ついた部分から侵入して亀頭包皮炎にまで至ってしまう状況がもたらされます。

症状としてカンジダ菌がもたらす痛みや痒みは、もともとカントン包茎の人は日ごろから感じやすい症状です。
締め付けられる痛みや垢が溜まることで痒くなるからで、カンジダ菌によるものだと気づきにくく、その結果増殖を抑えることができず亀頭包皮炎まで至ってしまうでしょう。
カンジダ菌に感染すると、症状として白や黄色のカスが出やすくなって、余計亀頭部分の環境が崩れてしまうことも症状を悪化させる理由です。

まとめ

カントン包茎を放置したままにしてしまうと、亀頭部分の皮膚がダメージを受けやすい環境になります。
普段なら問題ない細菌であるブドウ球菌が繁殖しやすくなったり、性病であるカンジダ菌のようにカビの仲間が繁殖しても気づくのが遅れてしったりなどして、炎症が悪化しやすいです。
亀頭包皮炎に至ってしまうと痛みや痒みが増し、むくみから腫れあがりカントン包茎への緊急対応が必要になる場合もあります。
思わぬ症状が出る前に、カントン包茎への対応を済ませてしまえばリスクを軽減することが可能です。